闘病記

クラスの皆は全員給食。僕だけ「お弁当」。

こんにちは、えのかぷさいです。

さて、リョッチャが「僕はクローン病」と公開した頃、「病気の公開」と同時に心配したのが「お弁当」の事でした。「新学年&新クラス&新生活(病気共存)」が同時に始まるわけですからね。自己紹介で病気の事を公開したとはいえ、「公開時の一時的」な事とは違い、「お弁当問題」は毎日の事になります。「お昼時、みんなが給食の配膳やら何やらやってる時、リョッチャは一人でお弁当を開く。」その絵面を想像したら「周りから何かイジられないか」と不安でたまりません。周りの子達は全員給食でリョッチャだけお弁当というのは目立つし「いじめ」の発端になるのではないかと心配でたまりません。

ということで、給食内容の相談ができれば一番都合が良いので学校に相談したのですが、さすがに「6学年全体中の一人」の対応は難しいとの事でした。「今はアレルギーの子が多いから比較的「別メニュー」の対応してくれてるし意外とイケるかも?」と思ったのですが、どうもそんな簡単な事ではないと。まぁ、当然ですよね。

となると、選択肢は「昼食=お弁当」しかないわけで、じゃ後は「どこで食べるか」なんですが、まぁこれも「教室」か「教室以外」しかないわけで、一番妥当な場所としたら「保健室」かな?って事で、「お昼ご飯は保健室で食べようか?」とリョッチャに提案したんですよね。でもリョチャは「ううん。皆と食べる。」と一つ返事。「だって皆と違うよ?色々聞かれるよ?」と言っても「大丈夫だよ!皆と一緒に食べたい!」という事でした。不安と心配は山積でしたが、本人が言うんだから見守る他ありません。ってことで、それにより起きる問題は一つ一つ解決していく覚悟でお昼は教室で皆と食べる事になりました。

結果、特に何事も無かったというか、逆に「美味しそう!」とか、特に給食のメニューがイマイチな時は結構羨ましがられる事があったりしました。そんな時リョッチャは「いえーい。病気の俺、勝ち組ー!」とか言って盛り上がったそうです。食後のデザートで「低脂質レアチーズケーキ(風)」など、ちょっとしたものを一緒に包んでやった時とかは、同じ班の女子から人気を集めた事もあったとニコニコだった日もあったりしました。

一方、「給食を食べなくても皆と同じように給食当番は行う。」など学校側の配慮もあり、良い意味で特別扱いはありませんでした。

本人の勇気と努力の結果はもちろんですが、難なく学校生活を送れたのは周りの環境が良かった事もあったでしょう。本当に感謝しています。

ではまたっm(__)m

YouTube 「IBD安心レシピ」(始めたばかりですm(_ _)m) 

https://www.youtube.com/channel/UCa8mzW96fF55rX43J3KLX_Q

 twitter (えの@11歳からのクローン病) 

https://mobile.twitter.com/enokapusai

-闘病記
-, , , , , , , , , ,

Copyright© クローン病「俺は死ぬまで寛解期!」 , 2024 All Rights Reserved.