こんにちは、えのかぷさいです。
リョッチャがクローン病になる前は、夕食の内容で注意する事がしばしばありました。リョッチャの好きな物は最低1品は用意し、他はできるだけバランスがとれるよう食事に気を使いました。でも、全ての食事内容がリョッチャの意にそぐうものばかりではありません。それは当然です。
そんな時、リョッチャは並んでいる夕食を見て「えーこれ?」とか「はぁ、、、やっと飯かと思ったらこれか」とか。その度に「いらなきゃ食べんでいい!」とか「出された物は黙って食べろ!」とか。楽しいはずの夕食が台無しになる事がありましたが、クローン病になって断食を余儀なくされ、最近やっと食べれるようになって、色々と本人も思う所があったようで、「食べ物」に対してだいぶ考え方が変わったようです。
そう、どんな物でも「食べられる」という幸せを実感したからでしょう。昨日もこんな事を言っていました。
「本当に食べれるっていいね。昔は食べたくないと思っていた物でも、今は「食べてみたい」って思う時があるよ。3カ月食べられなくて、「食べれる」って事がどんなに幸せかよくわかった気がする」
3カ月の断食が「食べられる幸せ」をリョッチャに教えてくれたようです。本当に身に染みて感じたと思います。そうなんですよね。
いくら口では「どんなまずい物でも、食べられるって本当に幸せな事なんだぞ」と言っても、空腹が満たされている状態では「想像」でしかありません。「クローン病のおかげ」とは言いたくありませんが、これも「怪我の功名」だと思います。
という事で、以前は「一口でいいから食べてみな」と言っても嫌がった(食べさせましたが)焼きビーフンですが、経口初期で食べても良い中に「焼きビーフン」があり、それを見て「食べたい」というので作ってあげました。キャベツに人参、鶏の胸肉を薄くスライスして野菜たっぷりにしてみたところ、「おいしい!」と言って食べていました。「良い匂い!早く食べたい!」と急かすので慌ててしまって、これまた画像に残すのを忘れてしまって残念なのですが、以前なら「野菜多すぎ!」とかいう量にしたのに、モリモリ食べていました。
「とにかく食べれる」というのがあるからかもしれませんが、3カ月の断食は、食に対しての考え方を変えただけでなく、味覚も変えたようでうす。
そんな事で土曜日の夕食時、久々のエレンタールの試飲会をやりました。エレンタール1Pを5つに分け、「野菜生活、果汁100%リンゴジュース、野菜ビタミンなんちゃらジュース、ビックル、カルピス」でそれぞれ割ってみました。結果、リョッチャの判定は「ビックル>リンゴジュース>カルピス>あと二つ」でした。
でも、この4つの中ではビックルが一番マトモだったというだけで、毎日のエレンタールは今まで通りオレンジのフレーバーで良いそうです。飲みなれているのもあるのかもしれません。僕も飲んでみましたが、意外にもカルピスが不味かったですね。イメージ的にはカルピス1択だと思ったのですが。僕的には野菜生活が一番飲みやすかったのですが、やはりエレンタール独特の後味がどれ飲んでも引きますね。いつも関心しますが、毎日コレ飲んでるリョッチャは強いです。
あ、そうそう。お味噌汁エレンタールも作ってみたんですけどね。熱めのみそ汁で作って「ゴクっ」と一口飲んだ瞬間おもいっきりゲロしました。飲む瞬間に込み上げていた臭いで嫌な予感はしたんですけどね。何年ぶりでしょうか、ゲロしたの。さすがにコレ見てリョッチャも妻も「ムリムリムリムリ」と。せっかくだから飲んでみたらいいのに。
学校がある日はエレンタール900mlを昼までに飲み終えるのですが、休みの日はなかなか進みません。1日に何度も「飲みなさいよ」と言うのが、小言を言っているようで嫌なので、昨日は1日5Pを全てゼリーにしました。結果、催促する事もなく、普通に5P消化することができました。これから休みの日はゼリーにしよう。
昨日のお薬&食事
- 朝:エレンタールゼリー×2(400ml)
- ペンタサ250mg×4
- 昼:エレンタールゼリー×2(400g)
- 春雨スープ 塩ラーメン風、冷やしうどん3分の1玉
- 夜:エレンタールゼリー×1(200g)
- フェルム100mg×1
- 五分粥、冷奴、ほうれん草の味噌汁、粉吹き芋、塩ポテチ。
ポテチは電子レンジで作るのですが、ほんの数秒の違いで一気に焦げてしまいます。なので電子レンジに張り付いて電磁波バリバリに浴びながら中の様子見ながらやるのですが、今回4回目にしてやっと上手にできました。
以上、ではまた次回っm(__)m
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